[28] 新しい方の風子な方
投稿者:ヴィシル 投稿日:2008/07/20(Sun) 21:27
[返信]
- はい。前回から約二週間経ってしまいました。
……ゴメンなさい。マジで。
ともあれ完成したので、お披露目です。
ドアナールの南方に広がる森林地帯。
ここの特定エリアには不思議な力が宿っており、一度入ると出る事は難しい。
……が、今回はその、所謂「惑わせの森」は関係ない。
彼女が今いるのは、何の変哲もない森林地帯の方だ。
「――!」
跳躍していた少女が着地の瞬間、身を横に捻る。
あわや転倒というところで片手を着き、倒立。
一瞬で回転し、今度は両の足で着地。
ここまでの動作で、迫ってきていたナイフを全て避けていたのだが……
「わ、わっ……!」
着地した直後に駆け出そうとして、さすがにバランスを崩し、転倒する。
そして転んだ、という絶好の隙を狙うように、数本のナイフが彼女に襲い掛かり、
「わわっ」
彼女の全身を”叩いた”。
木製のナイフでは、余程の鋭さと速さ、威力がない限り、断ち切る事は出来ない。
このナイフには、そのどれもがない。
……が、痛い。
「きっとアザになっています。最悪です」
風子がぼやくのとほぼ同時、木々の間から一人の男が出てくる。
何故か仮面を着けている。
眼の部分は大きな黒い円。覗き穴はあるが、そこからは本物の眼が見えない。
口は同じく黒く、三日月を横にしたような形になっている。
いかにも怪しげな仮面である。ちなみに全体の色は薄紫。
これで白ならせめてオーソドックスだったろうに。
で、そんな仮面の男は風子の前まで歩き、おもむろに手を挙げる。
手はグー。看板のような物を持っていた。
そしてそれにはこんな文章が書かれていた。
”生きているだけありがたいと思え。本物のナイフならもうお前の命はない。”
「風子まだ見習いです。そんなすぐに避けきれるはずないです」
「師匠はスパルタだと謂わざるを得ません」
そう。師匠。
この仮面の怪しい男は、盗賊見習い、伊吹風子の師匠だった。
ドアナールでは無名だが、隣の小国では結構名の知れた怪盗らしい。
……「盗賊ちゃうやん」とかいうツッコミは却下。
まあともかく、盗みの技術を教えようとしている以上、素顔は晒したくない。
……「風子は思いきり晒してるよね」とかいうツッコミは却下。
なんだ。じゃあ風子にも仮面を着けた方が良かったか?
それ既に誰だか判らんぞ。
……途中から地の文にあるまじき文章が続いてしまっているが、話を戻そう。
ともかく、風子は盗賊、義賊になりたいと思い、たまたま知り合ったこの怪盗に弟子入りしたのだ。
実際、風子が『なりたい』と思っていた義賊の手口自体が、寧ろ怪盗染みているので、目的は達せられるだろう。
”文句謂ってる暇があったらもう少しバランス感覚を養え。怪盗は何よりも身のこなしだ。”
師匠が看板を裏返し、また表を向ける。
すると何故かその一瞬で、看板に書かれている文章が変わった。
「やっぱりスパルタです。少しは休ませてください」
”死ねば永遠に、毎日が休日だ。死ぬまで休まなくても帳尻は合う。”
「……」
風子は師匠が翳している看板に、素早くペンを走らせ、
”だがまあしょうがない。特別に今から二時間休憩しても良いぞ。”
と書いた。
”……待てコラ。”
が、やはり裏返すとこの通り。
「休まないと人は死にます」
真顔だった。当たり前か。
”休憩なしはさすがに冗談だ。15分。15分したらまた再開だ。”
「15時間ですかっ。一回帰った方が良いような時間です」
”15分だって謂ってんだろ、クソガキ!”
「そんなに怒るのは大人気ないです。分と時間を読み間違えただけです」
「いつも冷静沈着な風子に比べて、師匠は子どもです」
”……………。”
”さっきさ、お前が持ってきてた鯛焼き全部食った。”
「なんて事するんですかっ、最悪ですっ!」
「信じられませんっ、もう怒り心頭ですっ」
冷静沈着何処行った。
”授業料だ。そんくらい貰っても良いだろう。”
「……そういう事なら仕方ありません」
”じゃあそのナイフを下ろせ。”
風子は今、師匠の方にナイフを向けている。
因みに先ほどのような木製のナイフではない。本物である。
「これは深い意味はありません。気にしないでください」
言いつつ、懐に仕舞う。
まあなんというか、こんな感じで風子は、師匠の下で修行に明け暮れていた。
「ようやく、罠を解除できるようになりました」
”まだ成功率八割ってトコだろ。プロなら百発百中だ。”
今日は宝箱の罠・鍵を解除し、中身を手に入れる訓練。
鍵の仕組みや罠の種類も様々なので、その全てを開けられるようになるにはもう少し修練が必要なようだった。
”風子。”
「なんですか?」
一段落着いた時、師匠が話しかけて(?)きた。
”俺が教えているのは、ロクでもない技術ばかりだ。”
”人の財宝を奪うための隠し部屋を見つける勘、宝箱の鍵や罠の解除方法。”
”侵入者を追い払うための罠の感知……”
”お前はそんな事が出来るようになって、何をしたい。”
「……」
黙りこむ。
正直に言えば、そんな事はあまり考えていなかった。
ただ、単純に、
「義賊がカッコ良かったので、風子も彼らや師匠みたいに、困っている人たちに盗んだ財産を配りたいと思いました」
単純に抱いた想いを、語った。
”……。”
”そうか。”
字、そして師匠自身が醸し出す雰囲気。
そこには憤りも、呆れもなかった。
が、喜びや誇らしさもまた、なかった。
「……?」
残念……というより、少し物足りなさそうな、そんな雰囲気だった。
”ま、一人前の義賊になれ。それまでは俺が技術を叩き込んでやる。”
「お願いします、師匠っ」
それから一年と少し経ったある日。
風子は、数人の少年少女らと共に、あるダンジョンを訪れていた。
「ち、この宝箱、罠付きか……」
彼らはダンジョンの中に置かれていた宝箱を開けられず、固まっていた。
下手に開ければ、罠で怪我をするだけでなく宝箱の中身まで破壊されてしまう。
そんな中、風子が前に出て、何の苦もなく宝箱の罠を解除した。
そして得意げに、
「これくらいの罠、風子の手にかかればお茶の子さいさいです」
言った。
最近、師匠が何故、自分の言葉に物足りなさそうな雰囲気を持ったのか、解ってきた。
”ロクでもない技術で、自分の大切な人たちを危険から守る。”
”そうすれば、この技術はロクでもない技術なんかじゃなくなる。”
まだ解らない事はある。
けどそれも、こうして彼らとともに歩いていけば、きっと見つけられる。
そんな気がした。
以上です。なんていうかアレです。
大体一つの話辺り70行ちょっとくらいで書いていこうと考えていましたが、纏まらんもんですね。
今回は110行くらいいきました。
まあとにかく、こんな感じで皆さんのリクエストを基にショートストーリーを書いていきたいと思います。
[27] 新しい方の春原な方
投稿者:ヴィシル 投稿日:2008/07/07(Mon) 22:03
[返信]
- とりあえず一つ完成ッス。
この企画、思ったより書くのに時間がかかるッスorz
でも頑張るッス! とりあえず一つ目ッス。
二つ目は……まだ結構かかると思います(←いい加減「ッス」を外した)。
魔法大国エリアル。
そこに住む平民の家。春原。
現在この家は少しずつ身体が衰えてきた両親と、主に息子の陽平が支えている。
彼の妹である芽衣はまだ魔術学院に通っている最中。
陽平はエリアルでのらりくらりと一人暮らしをしつつ、それでもなんだかんだで親に仕送りをしていた。
そんな、この世界としては特段珍しくもない家。
だがある日届いた仕事の依頼は、彼に大きな変化を与えた。
「マジかよ…議員さん達に呼ばれるなんて、思いもしなかった…」
一生に一度あるかどうか。
そんなトンデモ体験に、今自分が身を置いている事を再認識する。
歩いている廊下は、とても厳かな雰囲気を醸し出している。
あの扉の向こうは、間違っても女の子が沢山いる酒場の類ではないだろう。
というかこんな思考をしてしまっている時点で殺されるかもしれない。
滅多な事を考えるのはよそう。春原はそう思った。
「……失礼します」
そんな事を考えているうちに呼ばれていた部屋に辿り着く。
そう広くはない。幾つもある応接間の一つのようだ。
「こんにちは、春原陽平クン。急に呼び出しちゃってゴメンなさいねー」
部屋にいたのは金髪ショートカットの女性。
ノースリーブの上着に短いズボン、足にはオーバーニーソックス。
まあ、有体に云えば美人の女性だった。
「あ、は、いえ! 平気です!」
微妙にどもりつつも応える春原。
微笑で平静を装いつつも、弱冠鼻の下が伸びているのを隠せないのはご愛嬌。
「で、仕事の依頼って聴いたんですけど」
「ええ。ま、その前に自己紹介の方しときましょうか」
女性が立ち上がって、春原と向き合う。
「あたしはイリューシャ・クリストフェル。エリアル魔道隊に所属しているわ」
「軍人さんですかー。なんかいかにも働く女って感じで好いですねー」
「ありがと。で、依頼っていうのはちょっと軍に関する事なのよ」
リラックスして会話をしているようにも見えるが、春原陽平、実は一杯一杯である。
さっきから自分が何を言っているのか、全く記憶できていない。
……が、本題に入るようなのでいい加減心を引き締める。
「だから他言無用でお願いしたいんだけど…良い?」
「大丈夫っすよ。僕口は堅いですから」
誇張や冗談ではない。
学生時代は確かにフザけてばかりいたものだが、春原も一応働いている身である。
真面目に仕事をしなければ、雇ってくれる者などいなくなる。
フリーの傭兵『春原陽平』と言えば、エリアル内では少しは名の知れた者である。
「そう、じゃあ…」
勿体ぶって、しかしそれに意味がない以上、直に口は開かれる。
「ドアナールに行って、光の飛散の噂の真偽を確かめてほしいの」
「はい…?」
だがその言葉は、春原には全く理解できない事だった。
「ま、当たり前の反応よね。今から順を追って説明するから」
言ったとおり、彼女は春原に必要な情報を与える。
ドアナールを守護する光が、何らかの原因で今飛散してしまっているという噂。
それが事実ならば、現在ドアナールの加護は弱まっている。
これを機にドアナールに攻め込みたいので、まずは噂が本当であるかを確かめたい。
その為の調査を、彼にしてほしい、との事だった。
「報酬は弾むわよ。どう?」
「ん…」
春原は頷けずにいた。
ドアナールには今、数人の友人がいるはずだった。
自分と彼らの住む国両方を衰え、滅ぼしかねない計画に、自分が加担する気にはなれない。
何よりこの任務…さすがに危険が大きすぎる。
「すみませんけど、断らせて…」
単に任務の難度だけではない。それだけであれば、このくらいの危険はいつもある。
何故そんな重要な仕事を、外部の人間にやらせるのか。その答えに気づいていたからである。
…いざと言う時、切り捨てる為だ。
そんな上の人間の、都合の良い争いの駒になる気になれなかったのだ。
故に、彼は断ろうとする。
「そう。残念ね」
「ええ…。また何か依頼があったら…」
「春原芽衣ちゃん、あなたの妹さんよね? 今魔術学院に通ってる」
また、言葉に割り込んでくる。
しかも今回は、不自然な繋がりだった。
「? はい。そうですけど…」
「あの子とっても優秀だわ。それにとっても気が利くし。卒業したら何が何でも魔道隊に入れて、じっくり訓練させてあげたいわね」
「――!」
言葉ではない。
声が。瞳が。謂っていた。
これは依頼ではなく、命令だと。
言葉はその通りの意味ではない。
自分が断れば芽衣は無理にでも魔道隊に入隊させられ、そこで何らかの厭な目に遭う事になるのだろう。
「……」
推測のはずなのだが、どうにも確信する何かが彼女の瞳から見えた。
「……本当に、報酬はたんまりと出るんですかね?」
「ええ。それは保障するわ」
だとしてもさして意味はないのだが、せめてそれがないと報われない。
だから春原は、一応確認をした。
そして……
「わかりました。その依頼、引き受けます」
頷いた。
[26] Re:[24] 二人一挙に回答
投稿者:ヴィシル 投稿日:2008/07/04(Fri) 22:12
[返信]
- 春原「じゃあ最後の質問行くよっ」
”普段はどういう書を読んでいるのでしょうか?(→ことみ)”
朋也「Dangoさんも書いているとおり、以前紹介した『いじられキャラからいじりキャラになる100の秘訣』は除外する」
朋也「じゃあことみ、回答だ」
ことみ「了解なの」
ことみ「一番読む本はやっぱり魔導書なの」
ことみ「『古の魔術』『光属性を捜して』『先天属性は何を以って決まるか』がオススメの魔導書なの」
ことみ「『古の魔術』は古代存在したと謂われている、今はもうない魔術の事が紹介されているの」
ことみ「これには例えば最高峰蘇生魔術『レイヴン・ゲート』なんかが載っているの」
ことみ「少ない魔力で対象者の身体をほぼ完全に修復できる脅威の魔術…」
ことみ「方程式があまりにも複雑すぎて、ほとんど誰にも習得出来ず、やがて潰えてしまったの」
朋也「(ある事に気づいても今はツッコミなしで頼む)」
朋也「(まあ、そういう事なんだ)」
椋「?」
ことみ「『光属性を捜して』は何故か現存する属性の中で人が唯一行使出来ない魔術属性『光』についての考察」
ことみ「後半では筆者が各地を回って光属性を使える人がいないか捜したりするの」
朋也「(またも気づいた事があると思うが、ツッコミなしで頼む)」
朋也「(ネタバレなんだ。察してくれ)」
椋「岡崎君…?」
ことみ「『先天属性は何を以って決まるか』はこの世界に生きる人の多くが持っている先天属性についての考察なの」
ことみ「例えば渚ちゃんの場合『光』、杏ちゃんは『火』、私は『水』、風子ちゃんと有紀寧ちゃんは『風』というように」
ことみ「多くの人には生まれた瞬間から属性が備わっていて、その属性に対してはとても高い耐性を持っているの」
朋也「(しつこいようだけどこの場で矛盾を見つけてもツッコミはなしだ)」
ことみ「その代わり、他の幾つかの属性の耐性が弱かったりするの」
ことみ「それと15人に1人くらいの割合で『無属性』という人が生まれるの」
ことみ「これはその名のとおり、耐性もなければ弱点もないの」
ことみ「朋也くんと椋ちゃんがこの『無属性』になるの」
ことみ「この先天属性は遺伝・人種・性別・環境。どこを視ても法則性が見られないの」
ことみ「唯一、両親と対属性の子どもは生まれない、という統計結果だけは出ているけど」
ことみ「例えば、火属性を持っている父親から水属性を持つ子どもは生まれないの」
椋「あまり関係ないですけど、これで私達の両親の属性を少しだけ推測する事も出来ますね」
朋也「まあ、『少なくともこの属性じゃない』ってくらいだけどな」
ことみ「これ以外には本当に何の法則性もないの」
ことみ「そこで『先天属性は何を元に決定されているか』という事を色々推理するのがこの本なの」
ことみ「とりあえず三つのご本を紹介したけど…」
ことみ「ご本はどれも、とっても素敵」
秋生「よし、今回の回答はここまでだ!」
有紀寧「さすがに長くなっちゃいましたね」
朋也「Vが溜めてたからな」
春原「どうでも良いけど、これ書いてる奴の呼称は”V”で決まりなわけ?」
朋也「まああいつの呼称に2文字以上使う事もないだろう」
春原「だな」
智代「それはそうと今回は少し詳しい説明が多かったな。主に魔術関連で」
朋也「ああ。その影響で少しネタバレっぽいところもあったな」
智代「まあこのサイトで調べれば解ってしまうような範囲のネタバレだし、問題ないだろう」
朋也「それもそうだな」
朋也「それじゃ本当に今回はこれでお別れだ」
有紀寧「また読んでくださいねー」
朋也「Vはこのまま新企画の方の執筆な。今日中とまではいかなくてもなるべく早く書けよ」
V「ういッス。頑張るッス! 恐縮ッス!」
朋也「それ何故か家族間で流行ってる挨拶だろ…」
そんなわけでなるべく近いうちにショートストーリーの方もアップしたいと思います。
BTLさん、Dangoさん、投稿ありがとうございました〜
PS.正直に物申しますと、ナンパ男の件は、風子が仲間になって以降のセリフパターンを追加するのを忘れていましたorz
製品版では、今回答えた内容を元に追加しておこうと思います。
[25] Re:[24] 二人一挙に回答
投稿者:ヴィシル 投稿日:2008/07/04(Fri) 22:03
[返信]
- 智代「では次の質問だ」
”ドアナールの魔道隊には魔眼使いが多いということですが、そうするとこの世界の術の行使には、視覚と密接に関連つけられていると思ってよろしいでしょうか?”
朋也「この質問を聴いて、また一つ企画を思いついたらしい」
椋「い、いきなりですね」
朋也「その名も、『公子さんの魔術講座!』」
朋也「名前のとおり、公子さんが毎回、この世界の魔術や技、魔力について教えていくコーナーだが…」
朋也「ぶっちゃけここでさらに企画を増やすと首が回らなくなりそうなので実際にやる可能性は低いな…」
ことみ「『こないだ始めた企画の一環としてやるならアリだけど』とも云ってたの」
秋生「ケッ、ケツの穴の小せぇヤローだな。書きたいんだったら細かい事考えずに書いちまえば良いのによ」
朋也「ま、とにかく今回はこの質問への回答だな」
ことみ「回答を始める前に、この世界の魔術概念について軽く話しておくの」
ことみ「この世界における魔術というものは空間にある法則を覗き視、空白部分に新しい方程式を書き加える事によって様々な現象を発現させるものなの」
ことみ「魔力って言うのはこの方程式を書き込むためのインク、呪文って言うのは方程式を解り易くする為の注釈のようなものだと考えると解り易いと思うの」
ことみ「強力な魔術になればなるほど方程式は長く、複雑なものになるの」
ことみ「だからそれを書き込むためのインクもより多く必要になって、注釈がないとどんどん解り難くなっていくの」
智代「ここでは余談になってしまうが、技は魔術とは根本的にプロセスが異なるんだ」
智代「技の場合、既に空間にある事象を自分の魔力で一時的に書き換える、という感じだ」
智代「だから身体能力の強化や斬撃の巨大化、居合いの速度上昇など、元ある力を増幅させるものが多い」
智代「因みに二つの特徴が複合されているものもあるが、これは大抵魔術の方に分類されている」
智代「その最たる例が『魔眼』だな」
ことみ「魔眼はまず視神経に魔力を通す事によって能力を付与する準備を整えるの」
ことみ「この時、空間に元々あった『その人の眼に関する方程式』が一時的に書き換えられるの」
ことみ「さらに残りの魔力を使って今度は空間の空白部分に起こしたい現象の方程式を書くの」
ことみ「後はこの二つの方程式を繋げれば視認しただけで効果が発動する、魔眼の完成なの」
ことみ「こうして順に書いていくとちょっと時間がかかりそうだけど、実際はとても感覚的にやるものだからあっという間に出来るの」
智代「では、大体の概要を話したところで、改めて質問に答えよう」
ことみ「この答えは『イエス』とも『ノー』とも謂えるの」
ことみ「確かに魔術の概念を視ると『空間を覗き視る』という記述にあるように、魔術の行使は視覚と密接に関連づけられているの」
ことみ「けど魔術を使う時にはっきりと空間の法則が視えるわけじゃなく、それはひどくあやふやなものなの」
ことみ「人によっては『視える』という表現ではなく『聞こえる』『匂う』と表現する事さえあるの」
智代「さすがに少数だがな。大半は『視える』と云う」
智代「質問であったような盲目の術師などの場合は、眼が見えない以上視覚に頼る事は出来ない」
智代「だから聴覚や嗅覚として捉える傾向が強いんだ」
智代「普通とは違うプロセスになってしまうから弱冠難易度が上がってしまうが…」
智代「盲目の人であっても、魔術の習得は決して不可能じゃない」
春原「なんか今までで一番タメになる回答だった気がするね」
朋也「ああ。なんせお前が出てない!」
春原「僕が出るとタメにならなくなるんですか!?」
朋也「ああ」
春原「頷いたよ…この人頷いたよ…」
秋生「とか言っている間にお次はDangoさんの方の質問行くぜ!」
有紀寧「同じ場面の質問なので、一挙に答えちゃいます」
”城下町にいたナンパ男に対して投げた辞書の種類は何ですか?”
”城下町のナンパ男の反応で本編では無視となっていますが、本当はどういう反応をしますか?”
杏「答えから言っちゃうと『その時装備している辞書』ね。因みに何も装備してない時は百科事典投げてるわ」
朋也「ああ。だからあのナンパ男を気遣える奴はどうか、一番攻撃力が低い『週刊誌』を装備して話しかけてやってくれ」
春原「つーか、一番有難いのはそもそも話しかけない事だろうねぇ…」
秋生「Sッ気のある奴は体験版で手に入る最強の辞書、広辞苑を装備して連打しまくれ」
春原「何とんでもない事勧めてるんスか!?」
風子「……」
風子「それって一体誰ですかっ」
春原「うわー…そもそも存在を覚えてないよこの子…」
風子「風子の脳は既に知識でパンパンなんです」
風子「どうでも良い事まで覚えている余裕はありません」
ことみ「意味記憶とエピソード記憶の記憶場所は別の場所だから関係ないの」
秋生「おっ、なんかよくわかんねぇけど知的なツッコミじゃねえか」
ことみ「ツッコミ…?」
ことみ「…ぽ」
朋也「そこで照れるのか…」
朋也「ま、俺の方から説明すると手近な仲間の後ろに隠れて威嚇するな」
朋也「もし近くに俺しかいない場合『最悪ですが背に腹は変えられません』とか言いながら隠れて威嚇する」
朋也「ことみの場合は本当に無視だな。というか厳密には”?”マーク浮かべてる」
朋也「その間はどんな言葉もキャンセルされるから知らない奴が見たら大抵無視されていると思われる」
朋也「智代の場合は…実際に再現した方が早いな」
……………。
ナンパ男「ねぇ君達。こんなパッとしない男なんかと一緒にいないで俺とお茶でもどう?」
智代「うん? すまないが今忙しいんだ。後にしてくれないか?」
ナンパ男「そんなつれない事言わないでさー。ねっ、ちょっとくらい良いじゃん」
智代「しつこいぞ」
智代「それに別に喉は渇いてないんだ。お茶を飲みに行ってもしょうがないだろう」
……………。
朋也「大体こんな感じだ」
朋也「でもそのすぐ後に水を飲んだりもしてるから、多分あいつなりに上手い事断ってるつもりなんだろう」
有紀寧「時間がある時はお言葉に甘えさせてもらいますねー」
有紀寧「でも大抵、そうもいかないんですけど…」
春原「有紀寧ちゃん、そうやって軽々しく付いていったら痛い目見ちゃうかもよ?」
春原「有紀寧ちゃんとっても可愛くて良い子だし…僕心配だなぁ」
朋也「春原がこんな事言うとちょっと怖いよな」
秋生「全くだぜ。夢に出たらどうすんだ」
春原「アンタらスッゲー失礼ですよね!?」
椋「でも有紀寧ちゃん、本当に良い子ですから、そういう目的で誘ってきた人も毒気を抜かれて普通にお喋りするだけで満足しちゃうみたいです」
椋「やっぱり大切なのは誠意なのかもしれませんね」
秋生「ちなみに椋はどんな反応なんだ?」
椋「私は、その…」
椋「えっと、あのぅ…」
椋「だから…」
秋生「…なるほど、よく判ったぜ」
[24] 二人一挙に回答
投稿者:ヴィシル 投稿日:2008/07/04(Fri) 21:58
[返信]
- 朋也「さてと。ヴィシルがボーッとしている間に二人の人から質問と要望があったわけだ」
ことみ「『ゴメンなさい。とりあえず質問の方から答えさせていただきます』と言っていたの」
朋也「そんなわけで『CLANNAD RPG一問一答〜第○回と言おうとして最近全く数えてない事に気づいた〜』を始めるぞ」
智代「ここのタイトル、いい加減ちゃんと決めた方が良いんじゃないか?」
椋「毎回変わるって言うのは、ちょっと…」
春原「しかも毎回アホなタイトルだからね…」
椋「…とりあえず、先にBTLさんの質問から答えさせていただきます」
”何気にドアナールって、うちの人材がやけに流れてるんだけど、捕虜や亡命以外の原因で、軍務や政務に他国出身の人間が就くってアリなのかい?”
”つーか、坂上や一ノ瀬、古河とかって国に勤めてる連中は、どのくらい給料もらってんのかい?…うちの給料、危険度のわりに薄給だからなあ…あぁ、もっと条件のいいとこに亡命したい…。”
智代「これは国によるな。ドアナールは偶に『そんなので大丈夫なのか』と思ってしまうほど、あらゆる事に寛容な国だ」
智代「元々様々な場所から来た難民が移り住んだのが始まりと云われているからな、一つ事に纏める事に国家レベルで抵抗があるのかもしれない」
朋也「いや、関係あるのか、それ…?」
ことみ「全く無関係とも言えないの」
ことみ「だから、一応国教は翼人信仰だけど他の宗教を信じていても弾圧されたりはしないの」
有紀寧「翼人信仰とは別の教会があるのも、これが理由ですね」
智代「さて、少しわき道に逸れてしまったから話を戻そう」
智代「先ほど云ったとおり、ドアナールにおいては他国の出身が軍務や政務に就く事は禁止されていない」
智代「ただし周辺国ではそうもいかない」
智代「特にシュメトラ・アムサリエンの二国は厳しいらしい」
智代「それにドアナールも、あくまで”表向きは”という括弧つきだ」
智代「正直、入隊したばかりの頃の周囲の視線は…あまり気持ちの好いものじゃなかったな」
ことみ「それに他国出身の兵が高官クラスにまでのし上がれる事も、滅多にないの」
智代「よっぽどの実力がない限りはな。ドアナールの軍は特に実力主義なところがある」
朋也「って事はことみや智代はよっぽどの実力があるわけか」
智代「いや、一ノ瀬さんはともかく…私はたまたま運が良かっただけだろう…」
春原「謙遜しちゃってまあ…そういうのって嫌味にも取られるよ?」
朋也「ああ。春原みたいなヒネた人間には特にな」
春原「アンタには言われたくないよ!」
ことみ「ちなみにお給料だけど…中隊指揮官や隊長補佐は大体一日6000クラン辺りが平均なの」
ことみ「情勢によって少し変わるの」
ことみ「総隊長・総司令官も実は同じくらいなの」
ことみ「でも騎士団・魔道隊と別途に存在する参謀は8000クランくらい行くの」
智代「そして上級兵・高等魔道兵が大体1350クラン、中級兵が900クラン、一般兵が500クランくらいだ」
V「(ここで少し補足。RPG内ではレートをある程度整えるため、普通に考えると少しおかしい貨幣価値になっています)」
V「(例:バニラアイスがショートソードと同じくらいの値段)」
V「(大体道具系は本来の値段の1/3、装備品は本来の値段の2倍くらいにして考えると少しは緩和されると思います)」
有紀寧「それじゃあ次の質問行きますね」
”風子ちゃんの職業は日本語では盗賊ですが、英語だと何に相当するのでしょうか”
朋也「多分、シーフが一番近いと思う」
朋也「けどゲームにおける能力だとどっちかって謂うとスカウトな感じもするよな」
有紀寧「財宝の予感とか罠の予感とか、なんとなくそれっぽい感じがしますね」
春原「けど風子ちゃんだったらきっとこう云うんじゃない?」
春原「『風子のクラスはHITODEです』って」
朋也「いや、いくら風子でもそれはないさ」
朋也「むしろこんな感じだろう」
風子(朋)「風子のクラスは、一つの言葉では表せません」
風子(朋)「風子はシーフであり、ローグであり、スカウトでありニンジャであり…」
風子(朋)「ヒトデマスターなんです」
朋也「ってな、間違いない」
春原「言い切るなよ。ってか結局ヒトデ入ってんじゃん」
朋也「いや、本人が言ってたし」
智代「そうなのか?」
朋也「ああ」
朋也「後、Vは『フェ○トのクラスで敢えて分けるなら多分アサシンになると思う』とか云ってたな」
椋「フェ○トって…なんでしょうか?」
朋也「さあ?」
秋生「フェ○トを識らねぇたぁ…テメェら、モグリだな」
朋也「オッサン識ってるのかよ…」
[23] 新しい企画&質問
投稿者:Dango 投稿日:2008/06/22(Sun) 00:57
[返信]
- どうも、Dangoです。
また新しい企画ができていますね。質問と合わせて
新しい企画の自分の想像に…。
まずは、新しい企画の方から
1…春原は敵ということだが、理由は春原を命令してる軍に
芽衣ちゃんが人質に取られていて、春原を命令してる軍
に仕方なく手を貸してる設定。
(彼女や妹がいる男の18番の設定。)
2…風子に師匠がいる設定。
(師匠から覚えたトレジャー系の技に関する師匠。)
少ないですが、大体こんなもので…ここからは質問。
今回は3つと少なめです。(BTLさんという方に合わせて)
1…杏に質問ですが、
「城下町にいたナンパ男に対して投げた辞書の種類は何ですか?」
(広辞苑あたり?)
2…風子・ことみ・智代・有紀寧・椋に質問ですが
「城下町のナンパ男の反応で本編では無視となっていますが、本当はどういう反応をしますか?」
(無視ということになると他キャラの反応が気になる…)
3…ことみに質問ですが
「普段はどういう書を読んでいるのでしょうか?
(いじられキャラからいじりキャラになる100の秘訣は除く)」
以上です。投稿者は1人増えて、現在計4人ですね。
[22] 旧企画の方で恐縮だけど。
投稿者:BTL 投稿日:2008/06/22(Sun) 00:33
[返信]
- こちらでははじめまして。
新企画が始まってるところすいませんが、前の企画である質問コーナーの方をさせていただきます(設定考えちゃうと、多分自分で書いちゃうのでw)
Q 何気にドアナールって、うちの人材がやけに流れてるんだけど、捕虜や亡命以外の原因で、軍務や政務に他国出身の人間が就くってアリなのかい? つーか、坂上や一ノ瀬、古河とかって国に勤めてる連中は、どのくらい給料もらってんのかい?…うちの給料、危険度のわりに薄給だからなあ…あぁ、もっと条件のいいとこに亡命したい…。
(エリアル 剣で受けて楯で殴る)
Q 風子ちゃんの職業は日本語では盗賊ですが、英語だと何に相当するのでしょうか、シーフ(泥棒)、ローグ(悪漢)、スカウト(斥候)それともニンジャとか?(笑)
(アムサリエン Aunt Jam)
Q ドアナールの魔道隊には魔眼使いが多いということですが、そうするとこの世界の術の行使には、視覚と密接に関連つけられていると思ってよろしいでしょうか?…まあ、それでは盲目の術士の方はどうなるのかという研究テーマも出てきますが…
(アムサリエン 天野“バックベアード”美汐)
[21] またもや新企画!
投稿者:ヴィシル 投稿日:2008/06/09(Mon) 21:15
[返信]
- 必死なんです(←何が)。
と、いきなりワケの分からない前振りは置いておいて。
この企画掲示板で主に行っている企画が一つだけではもの寂しいので、
&なんか実際にサイトの更新作業に出来る企画もほしいので、新企画を行う事にしました。
題して、「CLANNAD RPG〜設定、作っちゃいました〜」
CLANNAD RPGに出てくるキャラクター、或いは世界観の設定を好き勝手に想像(妄想?)して作っちゃってください。
そしてそれをこの掲示板にて教えてください。
後日(多分、今やっている企画よりも反応は遅くなると思います)、サイトにその設定を基にしたショートストーリーを掲載します。
例:秋生さんと早苗さんは以前にパンで世界を救った事がある、この世界の神は実は春原、あのゲームのキャラは実はこの世界ではこんな感じ、などなど。
ただし、あくまでショートストーリーですので、あんまり壮大な設定だと描くのが難しくなるかもしれません^^;
皆さんからの投稿、お待ちしております!
[20] 遅れまくってますがとにかく回答
投稿者:ヴィシル 投稿日:2008/05/28(Wed) 21:42
[返信]
- ことみ「兵士寮での暮らしが垣間見えたところで次の質問なの」
”たまには、店を飛び出して、朋也達と冒険する気になりませんか?”
勝平「えっと…前半省略してるけど、これってボクへの質問だよね?」
朋也「ああ。どうだ、本人」
勝平「ボク自身、今の仕事はとても気に入ってるけど…そうだね、たまには外で冒険するのも良いかもしれない」
勝平「戦うのは難しいけど、足は速いと思ってるし道具を使えばなんとかモンスター達にも対処できると思うし」
椋「城門がすごく伸びていた時にもそれで乗り切ったらしいですから(本編参照)」
朋也「しかも本編で出るのかも怪しいが、一応槍術を使える」
勝平「いやーあんなのじゃ使えるうちに入らないよ…。この世界だとレベルとっても高いし」
勝平「ま、とにかく今は『気が向いたら』って感じかな」
勝平「なんだかんだで道具屋の仕事、充実してるけど忙しいしね」
朋也「ところでカッコつきでこんな文章がついてるんだが」
勝平「え?」
”(RPGでも椋と恋愛フラグ立ってるし…)”
勝平「え!? な、なんで解ったのかな…?」
春原「アレで隠してるつもりだったんだ…」
春原「あの場に居なかったから良かったけど…いたら僕、柊ちゃんの様子見るだけでハートブロックだったろうね…」
朋也「ヤバイ発言はやめような。それとハートブレイクな」
朋也「とにかく、確かに微妙に好い雰囲気な時もあるな」
朋也「その所為で杏にツッコまれもした」
椋「え…? どんな風にですか?」
朋也「”あんたもちゃんと頑張りなさいよ”とか”フラグはちゃんと用意されてるんだから”とかなんかそんな感じだった」
春原「って『その所為』って普段の鈍感な岡崎は何処にいったんだよ!?」
朋也「この企画の間だけは女の子の心の機微に敏感なんだ」
智代「安易なウソを吐くな。以前鈍感なままだったじゃないか」
朋也「で、話を纏めると…」
勝平「もしかしたら、一緒に冒険に出ることもあるかもしれないけど、今はまだちょっと判んないかな」
勝平「椋さんの事は…もうバレちゃってるみたいだから開き直る事にするよ」
勝平「朋也クン、これからはライバルだからよろしくねっ!」
朋也「プレイヤーの選んだルートに拠るけどな」
春原「身も蓋もない返事すんなよ…」
秋生「次の質問はなんでかオメェに届いてるぜ春原」
春原「”なんでか”ってなんですかねぇ!? 僕に質問が来るのがそんなにおかしい!?」
朋也&秋生「……!?」
春原「『え? おかしいだろ!?』みたいな表情やめてくれませんかねぇ!?」
秋生「ま、冗談は置いといて、だ」
”春原にとって、一番仲のよさそうな(春原に)女性メンバーは誰ですか?(サブでもOKだが芽衣はX)”
朋也「ホーネット」
春原「なんでそこでモンスターが出てくるんだよ!?」
朋也「いや、女属性だし。終盤になったら試してみろ。アノ技効くから」
秋生「ホーネット相手に”アノ技”使うのは完全に魔力の無駄遣いだけどな」
ことみ「というよりこんなに”アノ技”って言っていたら『アノ技ってなんですか?』という質問が来そうなの」
春原「つーか話がズレてるよ、ズレまくってるよ!」
朋也「ああ、そうだったな」
春原「まあとりあえず…杏と智代は悪いけど除外だね。寧ろ恐怖しか感じないし…うっううっ…!」
朋也「辛い人生だな」
春原「アンタの所為でっていう割合もかなり大きいんですけどねっ!?」
春原「とにかく…やっぱり大人しくて優しい子だよね。Dangoさんも書いてくれてるように渚ちゃんとか椋ちゃんとか有紀寧ちゃんとか」
春原「ことみちゃんは…なんていうか、無関心って感じだからね」
春原「そうそう。中でも有紀寧ちゃんとは仲良いと思ってるんだよねっ」
朋也「なんでだよ」
春原「彼女は僕の事を名前で呼んでくれるんだよ」
春原「それって、名前で呼び合うくらい僕と近い関係になりたいっていう意思表示だよねっ」
朋也「それ言ったら、杏だってそうだろ」
春原「――はっ!」
春原「そ、そうか…杏のやつ、やけに僕に突っかかると思ったら…そういう事だったんだ!」
朋也「お前年に一回はその勘違いしてるよな」
秋生「女友達っていうと、なんだかんだで勘違いする奴はしちまうからな」
智代「それにしたって、年一は幾らなんでも…という気がするんだが…」
朋也「まあでも、春原だし?」
智代「そうだな」
椋「それじゃあ、これが最後の質問ですね」
”ヒトデのほかにもう1つの象徴である青リボンはRPGではどこにあるんですか?”
朋也「これを考える前に一つ疑問がある」
春原「なに?」
朋也「そもそも、風子のあの結構長い髪、どういう風にフードに収納されてるんだ?」
椋「え? 上の方に纏めてあるんじゃ…ないんですか?」
朋也「たまに頭に手を置く時があるんだが、それらしい感触がないんだ」
智代「そのままで被る事も出来ない事じゃないが…」
……。
春原「あ、ひょっとしてRPGではショートなんじゃない?」
朋也「いや、その可能性はない」
朋也「風子と一緒に祭りを回るイベントが本編であるんだが、その時は原作と同じ髪型だった」
……。
椋「こ、この問題は、あまり詳しく触れない方が良さそうですね…」
朋也「ああ。あんまり深く突っ込み過ぎるとこういう事に疎い作者がボロを出しかねないしな」
春原「必要以上にぶっちゃけるな!」
朋也「そんなわけで質問を戻そう。青リボンの行方だな」
朋也「割りと簡潔な答えになってしまうんだが、あるにはあるみたいだ」
朋也「その証拠に、さっき言った祭りの時は、ちゃんと青リボンがあった」
朋也「今回は中途半端にしかギャグらない回答が多かったな…」
…ごめんなさい。
そしてDangoさん、本当に毎回ありがとうございますー
こうして質問を下さるのはとても嬉しいです♪
…の割りに、今回とか特に回答が遅くなってしまってすみません。
制作の方、気合入れて進めております。
シナリオの方は、いよいよ佳境です。
前回の回答でも書いたように、ヒロイン達の核心に迫っていくイベントをどんどん作っています。
現状、これ以上体験版を出すとさすがに製品版のみの内容が少なくなってしまいますし、
もう少ししたらそういう情報をチラつかせるなんらかのコンテンツを作りたいと思います。
……よし、宣言しちゃったぞ、俺。頑張るぞ、俺。
それでは。
[19] 遅れましたが回答
投稿者:ヴィシル 投稿日:2008/05/28(Wed) 21:37
[返信]
- 大変長らくお待たせしてしまいました。
一問一答、回答の方に行きたいと思います。
尚、今回からネタバレの範囲を明確に規定する事にします。
凡そ体験版の範囲、具体的には納骨堂攻略完了までの範囲のネタバレはありますので、
それをご了承の上、お楽しみください。
朋也「ぶっちゃけるとな…」
春原「ん?」
朋也「今まで、キャラの登場回数は特に意識してなかったんだ」
朋也「そしたら特定のキャラの登場回数が多くてな」
春原「そのうちの一人、簡単に予想できる気がするね…」
朋也「そんなわけで今回はその登場回数を合わせる意味も含めた回答になる」
智代「まあ、だからといって何が変わるわけでもないから、いつもどおり楽しんでほしい」
秋生「じゃ早速今回も『CLANNAD RPG一問一答〜新人声優さんに於いてはメジャーよりもPCゲームブランドの方がレベルが高い気がする〜』を始めるぜ!」
朋也「いつか苦情が来るんじゃないか? このタイトル」
ことみ「最初の質問はこれなの」
ことみ「じゃん」
”公子さんの教えてる授業はなんですか?”
ことみ「私が通っていた時は、大きく三つの授業を教えていたの」
ことみ「一つ目は一般教養の世界史なの」
椋「魔術学院は戦士養成学校に比べると一般教養の方にも力を入れています」
椋「魔術を扱う上では幅広い知識も重要ですからね」
朋也「その中の世界史を、公子さんが担当してるわけか」
椋「魔術系統の授業では『魔力生成』と『詠唱概論』という授業を担当しています」
ことみ「『魔力生成』は新入生が習う数少ない専門授業で、実際に魔力を生成する練習をするの」
椋「ただひたすら体内で魔力を生成する授業ですから、こんな事言うと怒られそうですけど…ちょっと退屈な授業でした」
椋「でも後期からは魔力生成の次のステップである『この世界の法則を覗く』というプロセスの練習も始まりました」
春原「ま、早い話が魔術を使う上での下準備の練習講座なワケだね」
椋「はい、そうなります」
ことみ「『詠唱概論』は魔術の行使における呪文詠唱の事について勉強するの」
ことみ「例えば詠唱時間と魔術効力の関係や、詠唱破棄による魔術行使の注意点などがあるの」
ことみ「こっちは魔力生成とはうって変わって上級生用の講座なの」
ことみ「今はひょっとしたらちょっと違っているかもしれないけど…」
ことみ「私が知っているのはこの三つの講座なの」
智代「では二つ目の質問だ」
”智代の部屋に置いてある「みゅいっ!」という動物は、何の種類の動物なんですか?”
智代「というか…私宛の質問か」
智代「実は、あの動物は…」
朋也「(興味津々)」
春原「(同じく)」
朋也「(…ショックorz)」
春原「なんでだよ!?」
秋生「いらんこと言ってねぇで話進めろよ」
朋也「オッサンにツッコまれた!?」
智代「私もよく判らないんだ」
朋也「とか言ってる間に回答来たし」
春原「しかも衝撃発言だね…」
智代「だが可愛いんだ。なら連れて帰るのは常識じゃないか?」
朋也「拡大解釈したらアブナイ発言はやめろ」
智代「”可愛いは正義”ということわざがあるじゃないか」
朋也「いや、ないから」
智代「懐いているんだ。今になって捨てるのはあまりにも可哀想だろう」
朋也「まあそれはそうだけどさ…」
春原「もし危険な生き物だったりしたらどうすんだよ? 隊長補佐さん」
智代「その時は…私が即座に止める!」
朋也「まあ確かに智代ならあの生物が冗談みたいに強くない限りは止められるだろうけど…」
朋也「本当に躊躇わずにやれるか?」
智代「それは…やれる!」
朋也「いや、どう考えてもやれそうにないんだが…」
椋「愛着も湧いてるし…難しいと思います…」
???「みゅいっ!」
朋也「とか言ってると本人が登場したわけなんだが」
椋「……」
椋「か、可愛いです…」
ことみ「とっても可愛いの」
朋也「いや、だから可愛いじゃなくてさ」
秋生「可愛いじゃねぇか」
朋也「オッサンまで!?」
智代「どうだ。こんなに皆が可愛いって言ってるんだぞ」
智代「そんな可愛い動物を追い出すわけにはいかないだろう」
朋也「……」
……………。
………。
……。
朋也「そんなわけで幾重にも検証を重ねたが動物の正体は判らなかった」
春原「ウソつけ! 始めにチョロっと言っただけでその後は全然違う会話してるじゃねぇかよ!」
朋也「まあ仕方ないだろう。以前云ったとおりだ」
春原「え? 以前言ったってまさかネ…」
朋也「さらに謎を増やしまくってしまっただけの気もするが次の質問だ」
”美佐枝さんの一番に苦労する事は何ですか?”
ことみ「とりあえず、本人に来てもらったの」
美佐枝「結構広い所で収録してるのね…」
ことみ「制作者さんが自腹切ってるの(ウソ)」
朋也「つーかそういう話は後にしてさ、早く質問の方に移ろうぜ」
椋「台詞だけだから、部屋の様子とか書いても判り難いですしね」
朋也「いや、それが理由じゃないけどな」
美佐枝「そうねぇ…。ま、広い意味ではやっぱり”兵士の無茶っぷり”ね」
美佐枝「任務や訓練中にムチャやって生傷作るとかしょっちゅうだし」
美佐枝「『スッゲー必殺技を編み出してやるんだ!』って行って演習場に行って、数時間後に医療班の手当てを受ける奴が一週間に一人は出てくるわね」
美佐枝「傷の手当ては基本的に医療班の仕事なんだけど、軽い怪我とか人数が多い時とかはあたしにも回ってくるし」
美佐枝「正直勘弁してほしいわよ、まったく…」
朋也「どんなムチャな必殺技なんだろうな…」
春原「世界が世界なだけに必殺技自体は作ろうと思えばちゃんとしたヤツ作れるんだけどね」
朋也「そうそう。お前の春原菌みたいにな」
春原「アレが必殺技って大分イヤですよねぇ!?」
美佐枝「それから、何も訓練とかじゃなくても日頃からムチャばっかやってるしねぇ…」
美佐枝「罰ゲームで牛乳を鼻から5秒で飲ませるとかやって気絶させたり」
朋也「5秒って…どう考えても溢れかえってるよな…」
椋「その後のお掃除が大変そうです…」
美佐枝「そうなのよ! あー藤林さん、あたしの苦労を解ってくれて嬉しいわー!」
美佐枝「あんまムチャやり過ぎる時は躾のためにドロップキックを食らわせてるんだけどさ…」
美佐枝「いい年して躾が必要な時点でどうよって感じよね…」